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先輩研修医からのメッセージ

初期臨床研修医 劉 柱亨 先生
30年度 大阪大学コース

大阪大学2年コースの1年目研修医、劉 柱亨と申します。
阪大病院の初期研修について紹介します。


先輩研修医からのメッセージ

1.日本で研修しようと思った理由は?

私は韓国ソウルで生まれ、韓国で初期研修と後期研修(精神科)を受けましたが、日本の先進医療と先端研究に興味を持ち、日本でもう一度研修を受けようと決心しました。日本語の勉強も医師国家試験の準備も大変でしたが、無事に平成30年度の日本医師国家試験に合格し、現在阪大病院で初期研修医1年目として勤務しています。

2.研修地として大阪を選んだ理由は?

以前旅行で日本に来たとき、大阪は日本の伝統文化、歴史の中心地であり、開放的かつ人情味も深い街であることから魅力を感じました。その上、日本の最先端の医学を代表する大阪大学に憧れがあり、研修地として大阪を選択しました。

3. 外国出身者として阪大病院での研修生活は?

就労ビザの手続きのため研修開始日が1か月ぐらい遅くなり、研修の始めの頃は不安でした。しかし、指導医の先生が優しく丁寧に指導してくださり、同期研修医からも助けてもらい、順調に研修生活を過ごしています。まだ研修4か月ですが、先生たちの丁寧な診療、討議文化、アカデミックな雰囲気に心から感心しました。医師として自分の視野が広がる経験をしながら、充実した日々を過ごしています。

4.阪大病院での初期研修の長所は?

阪大病院の臨床研修の特徴は、多様な疾患と高度な医療が経験できることです。大学病院として、他の医療機関では診断・治療が困難と判断された患者さんが入院され、指導医と治療方針について検討することで、EBM(Evidence-based medicine)的な思考過程を身に着けることができます。阪大病院には経験豊富で教育にも熱心な先生が多く、毎日たくさん教えて頂いています。日本全国の大学から集まった研修医が多いのも特徴です。卒後教育開発センターのスタッフの方々も優しく、良い研修環境が整っていると感じました。研修医2年目の時には、自由選択の期間があり、志望科が決まっている方もそうでない方もそれぞれの進路に合った選択ができる点も魅力的だと思います。阪大病院には全ての診療科が揃っており、自分の将来を決めるために色々な科を経験することができます。スキルアップセミナー、英語ケースディスカッションなどの様々な勉強会の機会もあり、自分次第で技術を磨くことも可能だと思います。

5.手技、Common Diseaseの経験は?

大学病院といえば市中病院と比べて、研修医の手技の機会が少ない、Common diseaseの患者さんが少ないというイメージがあります。それは、高度医療を行っている大学病院の特性上、ある程度は事実だと思います。しかし、そのような短所を補うため、阪大病院には様々な制度が揃っています。
1) 協力型病院・大阪大学コースがあります。
2) 救命救急センターの研修(3ヶ月間)は外部の病院(多根総合病院 救急救命センター、大阪府立中河内救命救急センター)で受けることもできます。
3) 希望があれば、地域医療研修の一環として、離島の3病院(沖縄県立宮古病院、名瀬徳洲会病院、徳之島徳洲会病院)での地域医療研修も可能です。
4) スキルズラボで手技の練習をいつでも出来ます。
そのような機会を活かせば、手技、Common Diseaseの側面でも、十分充実した初期研修ができると思います。

6.日本での研修を希望されている外国出身者へのメッセージ

日本で一人前の医師として働くためには絶え間ない努力と充実した初期研修が必要だと思います。私も言葉や文化の違いに不安を抱えて来日しましたが、上級医と同期研修医のおかげで毎日新しいことを学び、少しずつ成長しています。阪大病院での研修は皆さんにいい機会になると信じています。阪大病院での初期研修に興味をもたれた方は一度見学をお勧めします。日本語の勉強も日本医師国家試験の受験も大変ですが、健闘をお祈りします。

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