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check_boxてんかんの検査方法

filter_1てんかんの病状を評価する検査
脳波

脳波はてんかんの検査の中で最も重要な検査で、脳の電気活動を直接観察できる唯一の検査です。検査中にてんかん性異常波が捉えられればてんかんの診断に重要な情報となります。発症初期や発作の頻度が少ない人の場合、1回の検査では診断が難しく、繰り返し検査が必要なことがあります。

perm_media 脳波:焦点性異常波

焦点性てんかん性異常波の一例です。四角で囲った部位に棘波と徐波複合を認めます。

perm_media 脳波:全般性異常波

全般性異常波の一例です。脳全体に広がるてんかん性放電を認めます。

filter_2てんかんの原因となる病変を
評価する検査
MRI

てんかんの原因となるような病変を見つけるのに有用な検査

左側頭葉てんかん
左海馬硬化症
海綿状血管腫
低悪性度脳腫瘍
限局性皮質形成異常
左側頭葉てんかん
左海馬硬化症
海綿状血管腫
低悪性度脳腫瘍
限局性皮質形成異常

FDG-PET

脳の糖代謝(=活動)を反映する検査です。
てんかん性異常活動が始まる場所(焦点)では代謝が下がることがあります(矢印)。