
check_boxてんかんの検査方法

脳波はてんかんの検査の中で最も重要な検査で、脳の電気活動を直接観察できる唯一の検査です。検査中にてんかん性異常波が捉えられればてんかんの診断に重要な情報となります。発症初期や発作の頻度が少ない人の場合、1回の検査では診断が難しく、繰り返し検査が必要なことがあります。

焦点性てんかん性異常波の一例です。四角で囲った部位に棘波と徐波複合を認めます。

全般性異常波の一例です。脳全体に広がるてんかん性放電を認めます。

てんかんの原因となるような病変を見つけるのに有用な検査

左海馬硬化症




左海馬硬化症



脳の糖代謝(=活動)を反映する検査です。
てんかん性異常活動が始まる場所(焦点)では代謝が下がることがあります(矢印)。
