
大阪大学の「地域に生き世界に伸びる」という理念を、超高齢社会の医療システム充実や世界に発信できる社会システム構築に反映できる研究人材を養成する。
本事業の柱は、
①地域の高齢者医療においてリーダーシップを発揮できる総合診療医の養成
②世界に発信すべき社会システム構築に貢献できるリサーチマインドを持った人材の養成
の2点である。
大阪大学に課された大きな地域的課題である千里ニュータウンの再生に、リーダー型総合診療医養成の観点から貢献し、ニュータウン再生プランの輸出産業化に向けて世界に情報発信する。臓器別の高齢者に対する高度医療の一元的教育や、研究と連携した実習教育、医学以外の分野との連携による教育などによりリサーチマインドを涵養し、海外研修も含め世界への情報発信力強化を図る。
多面的なプログラムは、卒前・卒後教育の様々な場面で参加可能で、相互補完を持たせることにより多様な人材を育成する。
・プログラム管理委員会による自己評価
年2回以上の委員会開催時に、当該年度のプログラム履修者数、履修状況を評価する。フィードバックを次年度プログラム履修者獲得のための方策、プログラム履修内容の改訂の必要性の討議に反映させる。
・事業管理委員会による自己評価
年2回以上の委員会開催時に、各プログラム委員会委員長からの報告を受け、プログラム履修内容の改訂の必要性について決定する。事業の全体構想と達成目標・評価指標で示した総合評価を自己評価する。年1回の外部評価の結果について、事業計画にフィードバックすべき点を討議する。
・外部評価
第3者機関としての外部評価委員を構成し、年度ごとに事業の評価を受ける。
評価内容は、事業管理委員会によって作成された自己評価内容、事業の達成目標の達成状将来展望のための取り組みに関する評価である。さらに、ニュータウン再生に向けた取り組みとしての視点からも評価を加え、プログラム自体の評価と改善の可能性について提示いただく。