平成30年度 市民フォーラム「未来医療フォーラム~大阪大学医学部附属病院の取り組み~」を開催しました。
更新日:2019.01.21
1月20日、ハービスOSAKAハービスHALLにて「未来医療フォーラム~大阪大学医学部附属病院の取り組み~」と題した市民フォーラムを開催しました。
4回目となる今回のフォーラムでは、木村正病院長からの開会のあいさつに始まり、まず話題のがんゲノム医療について医学系研究科先端ゲノム医療学共同研究講座の前田大地特任教授から「動き出したがんゲノム医療」と題したご講演を、続いて医療情報部の松村泰志部長から「未来社会のヘルスレコード」と題してシステム化が進んだ環境などについての講演を、未来医療開発部未来医療センターの名井陽センター長からは「オープンイノベーションの時代における大学病院の役割」と題して大学と企業などとの連携や薬の開発についての講演を行いました。また、医学系研究科心臓血管外科学澤芳樹教授からは、質の高い臨床研究・治験を目指す取り組みについて心筋再生治療の橋渡し研究などの講演を行いました。
講演に続き、参加された方々からの質問に講演者全員がお答えする時間も設けました。講演と同様に興味のある内容について講演者からの回答を直接聞くことができる機会のため、とても貴重な時間となりました。
全ての講演と質問への回答を多くの市民の方々が熱心に聞いてくださり、本院の未来医療の取り組みについて、理解を深めていただけた様子でした。回を重ねて、充実したフォーラムとなりました。
本院は、これからも「臨床研究中核病院」として未来医療の実現に向けて多くの成果を発信していきます。