大阪大学医学部附属病院 臨床研究中核病院

臨床研究中核病院について

臨床研究中核病院とは

「臨床研究中核病院」とは、日本発の革新的な医薬品や医療機器の開発に必要となる質の高い臨床研究や治験を推進するための中心的役割を担う病院として医療法上に位置づけられたもので、厳しい要件を満たした医療機関のみが厚生労働大臣の認可を受けて指定されるものです。本院は、平成27年8月に指定されました。

本院における臨床研究の実施方針

大阪大学医学部附属病院は、医学の発展に貢献し、国民の健康および地域の医療に資するため、以下の方針のもと、積極的に臨床研究を推進します。

  1. 研究対象者の生命、健康及び人権を尊重して、研究を実施します。
  2. 法令、指針等を遵守して、研究を実施します。
  3. 倫理審査委員会の承認ならびに病院長の許可のもと、研究を実施します。
  4. 侵襲のある研究においては、研究対象者あるいは代諾者に研究内容を十分に説明し、インフォームドコンセントを得ます。
  5. 当該研究に係る利益相反に関する状況を確認し透明性を確保します。
  6. 研究の実施に携わる上で知り得た情報は、適正に管理します。
  7. 研究対象者等の人権、安全や研究の倫理的妥当性、科学的合理性、信頼性を損なう事実や情報等、研究の実施に懸念が生じた場合には、速やかに適切な対応をします。
  8. 研究対象者やその関係者からの相談、問合せ、苦情等に適切かつ迅速に対応します。
  9. 他の医療機関において実施される臨床研究について、積極的に支援をおこないます。
  10. 適正な臨床研究を実施できるよう、臨床研究に関わる全ての職員の教育を行うとともに、臨床研究実施体制の整備をおこないます。