いきものたちと一緒に手をきれいに！～手指衛生の取り組みについて～2019年12月11日

　インフルエンザシーズンの到来にあわせて、本院では、吹田市のＥＸＰＯＣＩＴＹにある、生きているミュージアム「ＮＩＦＲＥＬ」とのコラボによる「いきものたちと手をきれいに！」と題する手指衛生のキャンペーンを行っております。本院の玄関を入ると、ニフレルの生きものたちの足あとがついており、それをたどっていくと手指衛生の為のアルコールジェルのボトルの前まで来るという仕掛けです。足あとだけではどんな動物か分からないものですが、ボトルの前まで来ると正解が分かります。

　キャンペーンのお披露目として、１２月５日（木）９時から、木村病院長、越村看護部長が、病院玄関フロアで手指衛生のＰＲ活動を行い、親子連れが興味深く足あとをたどって手指消毒をするなど、ＰＲ活動は和やかに進み、来院者にたいへん好評でした。手指衛生の遵守率も３倍程度増加しています。

　来年は東京オリンピックが開催され、夏場でも海外から国内への持ち込み感染が懸念されています。厚生労働省もインフルエンザやMERS(中東呼吸器症候群)や麻疹（はしか）に対する警戒を呼び掛けています。病院には免疫が極端に低下した患者さんが多数おられ、これらの患者さんはインフルエンザ等の感染症に罹りやすかったり、罹った時に重症化しやすかったりします。この機会に、病院に行く時は、何よりもまず手を消毒するということを社会全体の常識にしたいと、本院では考えています。

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だれのあしあと？(233KB)