視察・調査・研修

2016年度

国内視察等

日時 2016年11月24日
テーマ 平成28年度 医療安全に関するシンポジウム
患者安全教育 ~患者が主役の医療安全教育をめざして~ (サンケイホールブリーゼ)
主催者 厚生労働省 近畿厚生局
概要  本シンポジウムでは、患者安全教育について医療機関、患者・家族、教育学の立場から、また芸術的視点を活用した具体的な取り組みについて、さらに医療事故調査制度導入後1年の状況や取り組みについて新たな知見を得ることができました。
日時 2016年11月21日
テーマ JR-EAST Innovation 2016 (ホテルメトロポリタン池袋)
主催者 東日本旅客鉄道株式会社
概要  今回のテーマは「モビリティ革命~鉄道の未来を切り拓くイノベーションの達成に向けて~」でした。MITスローン経営大学院のマイケル・クスマノ氏の特別講演“How to Think About the Future: Lessons from Bill Gates, Andy Grove and Steve Jobs”では、偉大な3名のイノベータである、Steve Jobs、Bill Gates、Andrew Groveが企業経営に成功した背景にある戦略的思考について紹介されました。  また、東日本旅客鉄道株式会社からは、技術的革新のための新中長期ビジョンが紹介され、モビリティ革命を導くためのイノベーションについて、数社からのパネリストを交えた議論が行われました。
日時 2016年11月1日
テーマ 第25回 鉄道安全シンポジウム (ホテルメトロポリタン池袋)
主催者 東日本旅客鉄道株式会社
概要  本年のテーマは「仕事の本質をつかみ行動する」でした。冒頭に、本テーマに注目した背景について、社員の急速な世代交代や技術の進歩等の環境変化の視点から説明がありました。基調講演では、三井化学(株)の出口敦氏(生産技術本部 安全・環境技術部長)より、同社における安全文化確立のための取り組みが紹介されました。JR東日本の各職場からの実践報告、パネルディスカッションでは、仕事の目的や主旨を明確にし、ルールができた経緯、成り立ち、背景を知り、取り扱う機器や装置の仕組みを知ること等、仕事の本質をつかむために必要なプロセスについて、幅広い視点からの議論がありました。
 なお、当日発刊の同社広報誌の特集記事「レジリエンス・エンジニアリングの視点」が一部引用され、来年には発足30周年を迎える同社の今後の安全への取り組みに関する方向性が示唆されました。
日時 2016年9月9日
テーマ 第3回大阪大学健康・医療クロスイノベーション会議 (リーガロイヤルホテル)
主催者 大阪大学大学院医学系研究科・大阪大学医学部附属病院
概要  今回は「AI・ビッグデータ」をテーマに国際展開を見据えた医療の研究・事業化についてディスカッションが行われました。多様な医療・健康システム開発における医療情報の高度な活用基盤の構築に向けた各種情報活用の現状について、最新の研究事例の発表があり、産学連携・クロスイノベーションイニシアティブに関するこれまでの取り組みの報告、今後の進め方について紹介がありました。
日時 2016年8月6-7日
テーマ 第1回チーム医療研修会 (神戸IMPビル)
主催者 公益財団法人 日本医療機能評価機構 認定病院患者安全推進事業運営委員会
概要  認定病院患者安全推進協議会の教育プログラム部会主催で行われたチーム医療研修会に参加しました。初日はアメリカで医療安全に使用されている「チームSTEPPS」について主に学びました。二日目はノンテクニカルスキルとチームSTEPPSをレジリエンスツールと捉え、臨床現場に導入する練習として、仮想の状況について業務フローを作成し、各フローでのリスク確認、チームSTEPPSの技術の導入、Hand offシート(引継ぎ簿)作成、ノンテクニカルスキル入り業務フローの作成とグループディスカッションを行いました。

海外視察等

日時 2016年6月20-28日
テーマ 施設見学(The Jönköping Academy for Improvement of Health and Welfare、The Highland hospital in Eksjö、Centerchef Center for Kvalitet)
概要  デンマークおよびスウェーデンの医療安全体制、医療データベースシステム、レジリエンスエンジニアリングに対する取り組みを直接見聞きするため視察にいきました。スウェーデンでは疾患別全国登録システム、検査および治療の現場を視察するとともに、意見交換をいたしました。デンマークでは、外科チームの医療安全におけるレジリエンスエンジニアリングの可能性について意見交換を行いました。