年間活動報告

2001年度

インシデントレポートモニター・分析・調査・介入
インシデントレポートシステムの改造・メンテナンス
リスクマネジャーメーリングリストへの情報提供、リスクマネジメントニュース発行
職員からの医療安全に関する相談への対応
調査
  • 事故防止ノート使用状況訪問調査(外来・病棟)(4月)
  • 与薬業務に関するアンケート調査(7月)
  • 与薬業務訪問調査(8月)
  • 国立大学相互チェック前の病棟外来点検(11月)
  • ネームバンド装着実態調査(3月)
院内パトロール・
院内相互チェック
  • 院内パトロール:注射業務(外来・病棟)(4~5月)
  • 院内相互チェック(注射、輸血、内服ほか)(12月)
ポスター作成
  • 注射点滴業務
  • 患者確認
  • FFP用冷凍庫
  • 医療安全週間
  • ネームバンド導入
マニュアル作成・改訂 「医療事故防止のための院内マニュアル平成11年」の追記版発行
システム指向の対策
(リスクマネジメント委員会の
承認により、他の部門との
協力・連携等により実施)

(1) 内外用薬自己管理基準の作成

病棟医長会、看護師長会

(2) インスリン投与に関する指示から実施までの業務プロセスの標準化(専用指示用紙・指示用紙と実施記録のあり方・血糖値とインスリン量のチェック表等)

病棟医長会、看護師長会

(3) 輸血関連:輸血部24時間体制、時間外出庫分の輸血実施入力対応

輸血部

(4) 毒薬管理:冷所保存用金庫の設置

薬剤部

(5) 処方・注射オーダの適切な薬品選択:警告画面の表示(類似名称薬、糖尿病薬、抗悪性腫瘍剤、免疫抑制剤、オメプラール配合禁忌)

薬剤部

(6) 消毒剤の誤用予防:ディスポ酸素加湿器の導入

医療物品管理掛

(7) 輸液用医療材料の破損対策:PVCフリー耐薬品性の材料導入と改善

材料部・IVH研

(8) 患者誤認防止:ネームバンド導入(H14.2.15~)

入院班
病棟医長会、看護師長会

(9) 転倒転落防止:ベッド(低床、ベッド柵) 体動コール 離床センサー 各5、リスクアセスメントツールの作成とその試用

東7,8,11病棟
西8,13病棟

(10) 同意書取得忘れ防止:特殊検査・申し送り表への出力項目として持参品に「同意書」の追加

医療情報部、放射線部

(11) 食事オーダ間違い防止:

  • 濃厚流動食をコメント入力から選択入力に変更
  • 食事規約の改正と食種選択画面に情報表示
医療情報部
栄養管理室

(12) 秤量散剤の投与量オーダ間違い防止:処方オーダの薬剤名に「成分量で入力」と付記

薬剤部

(13) 病院情報システム患者基本情報への感染情報取りこみ範囲の拡大(MRSA等)

医療情報部

(14) 与薬確認票の出力システム(ワープロ版)

医療情報部、看護部

(15) 注射オーダの薬剤検索:2文字から3文字に変更

医療情報部
国立大学病院相互チェック
  • 10月19日 高知医科大学附属病院訪問
  • 11月16日 香川医科大学附属病院、愛媛大学医学部附属病院による本院のチェック
  • 11月27日 愛媛大学医学部附属病院訪問
医療監視
  • 9月11日、12日 近畿厚生局、吹田・茨木保健所
阪大病院ニュース
  • 阪大病院ニュース 3号:医療事故防止体制
  • 阪大病院ニュース 4号:リスクマネジャーバッジ
  • 阪大病院ニュース 5号:安全講習会、国立大学病院間相互チェック、ネームバンド
研修会等への参加
  • 11月27日 厚生労働省主催 医療安全対策に関するワークショップ(特定機能病院対象)
  • 2月7~8日 文部科学省主催 国立大学附属病院リスクマネジャー連絡協議会
  • 3月5日 文部科学省主催 国立大学附属病院リスクマネジャー連絡協議会
  • 3月29日 中四国ブロックジェネラルリスクマネジャー勉強会開催