参加者 | 109名 |
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日 時 | 2025年3月13日(木)17:30~18:30 |
場 所 | 医学部講義棟A講堂 |
テーマ | 個人目標の成果発表 |
講演内容 |
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日々の業務に取り組む中で、自分自身を見つめ直した際に、成長の停滞や視野の狭まりを感じることがありました。
そこで、新たな学びを求めて環境を変えたいと相談した結果、希望が通り2024年4月に生理検査部門へ異動しました。
今後はこれまでの経験を活かしながら、新たな知識と技術を習得し、業務に貢献できるよう努めていきます。
核医学専門技師の取得を目標に掲げ取り組みました。研究会への参加、国際学会での発表、論文投稿などを経て、受験に必要な300単位以上を獲得し、核医学専門技師を取得することができました。
国際学会への発表を行なったために、講演依頼をいただき、病院への貢献も少なからずできたと思います。
今後は核医学専門技師を活かし、様々なことにチャレンジをしていきたいと思います。
今年度は、短所の克服と経験値向上を目標の中心に据え、自己研鑽に励むことをテーマとした。
担当症例の経過をまとめることが自身の考えを整理することに繋がり、文献から得た知見が臨床の幅を広げることを経験した。
また、研修会での成果発表も次年度へと繋がる良い経験となり、これらの経験すべてが仕事への自信に繋がった。今後も継続して自己研鑽に励んでいきたい。
個人目標の1つに「2025年1月までに論文発表を行う」ことをあげ、Heart Rhythm Case Reportへ投稿しAcceptした。
論文投稿を通じて論文作成は簡単ではないがそういった経験ができただけでも自分にとってプラスとなり、更に研究や発表に関して意欲が向上した。
次回の論文作成でも今回の経験を活かせるようにしていきたい。
参加者 | 109名 |
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日 時 | 2025年2月6日(木)17:30~18:30 |
場 所 | 医学部講義棟A講堂 |
テーマ | スキルアップ |
講演内容 | 「こころの仕組みから学ぶ医療安全のためのコミュニケーション」 医療法人 協和会本部 クオリティマネジメント部 副室長 吉津 紀久子 |
参加者 | 109名 |
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日 時 | 2025年1月9日(木)17:30~18:30 |
場 所 | 医学部講義棟D講堂 |
テーマ | 部門紹介 |
講演内容 | 「法改正後の院内救命士の業務」 高度救命救急センター 救急救命士 河内 孝仁 |
参加者 | 113名 |
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日 時 | 2024年12月5日(木)17:30~18:30 |
場 所 | 医学部講義棟A講堂 |
テーマ | 今年のトピックス |
講演内容 |
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梅毒は、感染者の皮膚粘膜病変からの滲出液などに接触するとそれに含まれる病原体が粘膜や皮膚の微細な傷から侵入することによって生じる細菌性の性感染症である。感染症発生動向調査における梅毒の報告数は、2011年より増加に転じ、特に2021年以降は急激な増加傾向にある。
当院における梅毒検査は、結果報告時間の短縮および業務効率化の推進を目的として、本年9月より検査法を変更することとなった。本研修会では検査データの比較および検査法変更による影響について、報告を行った。
骨粗鬆症の評価には、一般的に骨密度を用います。骨密度とは、骨の内部にある海綿骨の密度を評価する指標です。近年、新たな指標としてTBS(海綿骨構造指標)の測定が可能となりました。TBSとは、海綿骨の微細構造(骨梁の数・間隔・密度)を評価する指標です。骨密度とTBSを併用することで、骨折のリスクをより正確に評価可能になります。
今年7月「重篤な疾患を持つ子どもの医療をめぐる話し合いのガイドライン」が12年ぶりに改訂され、緩和ケア・グリーフケアの必要性が明記された。当院で心のケアを行っている心理士は、緩和ケアのリエゾン活動参加の他、個別の依頼対応の中でも日頃より緩和ケア・グリーフケアを自ずと行っている。小児領域においては、「小児」の特徴を踏まえながらケアを行っており、症例を報告する。
臨床工学部では、昨年から今年度にかけて全ての部員が業務拡大のための告示研修受講完了のために取り組んでいます。
臨床工学技士の業務拡大における告示研修では、臨床工学技士が新たに行える業務に必要な知識・技術を習得するための研修で、命を支えるエンジニアとして、医師の労働時間の削減や健康の確保、医療の質の維持、医療安全のさらなる向上を目指すことが目的です。
参加者 | 124名 |
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日 時 | 2024年11月7日(木)17:30~18:30 |
場 所 | 医学部講義棟A講堂 |
テーマ | 医療安全 |
講演内容 |
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病理組織検査は、様々な機器を使用してスライド標本を作製し、病理医が診断報告する。癌の性質や進行度などを確認する目的やコンパニオン診断薬判定するための免疫組織化学染色の標本も必要となる。本日は、組織標本作製の作業行程と全自動免疫染色システムの医療機器を中心に紹介する。
177Lu-DOTATATEは、神経内分泌腫瘍(NET)の治療に用いられる放射性核医学療法です。177Luに標識されたペプチドが腫瘍細胞上のソマトスタチン受容体に結合し、選択的に放射線を照射します。この治療法は、腫瘍の縮小や進行抑制に効果があり、副作用も比較的少ないとされています。通常は数回に分けて投与され、治療後も生活の質が保たれるケースが多いため、進行性のNET患者に有効な治療法とされています。
ペースメーカは徐脈の治療として用いられる医療機器である。
今回、経静脈ペースメーカとリードレスペースメーカの概要、使用できるモードの違いや患者適応について説明した。またペースメーカ治療に対する臨床工学技士の役割や業務実績について紹介した。
日々進化するペースメーカ治療に対して、臨床工学技士も情報をアップデートし、安全かつ効果的な治療に貢献している。
人工内耳は、補聴器では充分な効果が得られない高度難聴者の聴覚を補償する医療機器である。体外機で集音・コード化した情報を体内インプラントへ伝達し、蝸牛内に留置された電極から聴神経を刺激することで音が聞こえる。これにより後天性難聴者では音声での会話の回復、先天性の小児では音声言語の獲得が期待され、リハビリではマッピング等、より良いきこえを目指して取り組んでいる。
参加者 | 119名 |
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日 時 | 2024年10月3日(木)17:30~18:30 |
場 所 | 医学部講義棟Ⅾ講堂 |
テーマ | 医療安全 |
講演内容 |
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現在、臨床検査部は国際規格のISO 15189の認定を受け、臨床検査室の信頼性の向上に努めている。今回、その規格要求事項が変更になり、新規格要求事項ではリスクマネジメントの部分がより強化された。それに伴い、現在われわれは多くのリスクを抽出し対処しているが、医療安全に関するリスク(受付不可検体の発生に関する事象)も取り上げている。今回はその受付不可検体の集計結果と対応策について発表する。
補助循環装置におけるトラブルは重篤な事態に陥る可能性が高い。主なインシデントとしては搬送によるものや稼働中の血栓形成によるものがあった。対策として補助循環装置の搬送時は当部で相応の知識を有していると評価したCEが同行するようにしている。またICUにCEを24時間配置し、夜勤時間帯でも回路交換など緊急時の対応ができるものを常に配置している。
自殺・自傷の危険性に関する心理アセスメントについて紹介した。また、「トラウマ(こころのケガ)」が様々な精神疾患や身体疾患、不適応行動のリスクを高めること、目に見える問題行動の深層に何が起きているのか、見えない部分を「トラウマメガネ」の視点で見ることによって「理解・ケア」する「トラウマインフォームドケア」の基本的対応が、安心・安全につながることを紹介した。
放射線部では、造影剤副作用に起因する患者急変のリスクが常に潜んでいる。稀な事象ではあるが,自分が当事者になる際、迅速かつ適切な対応が求められる。そこで医師・看護師・技師合同による、患者急変に伴う緊急時シミュレーションを年に一度開催。放射線部としてコンセンサスを得た行動を取り、救命医到着までの橋渡しとなる初期対応を行えるよう新人教育目的も兼ねて実施している。
参加者 | 141名 |
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日 時 | 2024年9月12日(木)17:30~18:30 |
場 所 | 医学部講義棟A講堂 |
テーマ | 統合診療棟再開発計画の全容 |
講演内容 |
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参加者 | 147名 |
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日 時 | 2024年7月4日(木)17:30~18:30 |
場 所 | 医学部講義棟A講堂 |
テーマ | 臓器別統合勉強会(血管) |
講演内容 |
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臨床検査部で行われている採血業務について紹介した。
採血支援システムでは採血本数、採血管の種類等に加え、採血履歴やシェーマを記録することが可能である。採血履歴は誰が誰をいつ、どこを穿刺したかを確認でき、シェーマは前回採血で穿刺した箇所を画像で確認することが可能である。また、採血に使用する血管、使用できない血管、採血時に起こる可能性がある合併症について紹介した。
心臓CTおよび心臓カテーテル検査について、検査内容および診療放射線技師がそのスキルを発揮できる場面を紹介した。具体的には、腎臓機能や心臓形態などの患者さんごとの情報を検査前に収集し、必要に応じて画像再構成やVR画像を作成しておくことで、患者さんの負担を軽減し、かつ高品質の医療を提供できた事例を、過去の症例をもとに説明した。
網膜の循環障害を鑑別・診断するために、眼底写真・OCT画像・造影検査を行っている。
これらの検査を行うことで、疾患に伴う血管異常や浮腫などの有無を確認することができる。特に造影検査では血流の様子を観察するため、血管閉塞や漏出だけでなく網膜に循環する時間も確認することができ、有用である。眼底は細動脈を直接観察できるため、網膜血管の状態から全身疾患の程度を知ることができる。
冠動脈疾患の治療の一つに経皮的冠動脈形成術(PCI)があり、治療で使用するステントの選択や治療方針を決定するためにイメージングデバイス(IVUS、OCT、OFDI)が活躍する。
イメージングデバイスを適切に使用することで、PCIの治療成績向上に繋がる。
臨床工学技士は、イメージングデバイスを通して術者に情報提供することで安全なPCI治療に貢献している。今回、各イメージングデバイスの原理や特徴、画像の見え方などを紹介した。
参加者 | 54名 |
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日 時 | 2024年6月19日(水)17:30~18:30 |
場 所 | 診療棟1階リハビリテーション部フロア(郵便局横) |
テーマ | 患者動作介助ABC |
内容 | 車椅子やベッドとモデルを使った実習 |
今年度入職された新規採用者を対象に患者動作介助法の研修を開催しました。
指導者を含め、検査部門12人、放射線部門11人、臨床工学部門8人、リハビリ部門23人、総数54人の方が参加されました。
様々な職種の混成グループに分け、最初は自己紹介などコミュニケーションを深め、移乗介助、起き上がりや立ち上がり介助などについて、リハビリ部スタッフから実技を交えた説明の後、参加者が患者役と介助者役に分かれて実際に体験しました。
介助法の難しさや重要さ、患者側の気持ちを経験し感じることが出来ました。
参加者 | 139名 |
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日 時 | 2024年6月6日(木)17:30~18:30 |
場 所 | 医学部講義棟A講堂 |
研修対象者 | 医療技術部職員全員 |
講演内容 | 「メンタルヘルス不調予防のためのストレスマネジメントの理論と実践」 大阪大学大学院人間科学研究科 平井 啓(ひらい けい)先生 |
参加者 | 42名 |
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日 時 | 2024年5月14日(火)17:30~19:00 |
集合場所 | 外来棟L階 放射線部L階カンファレンス室(MRI4検査室隣) |
研修対象者 | 2023年8月~2024年5月までの医療技術部採用者 |
研修内容 |
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日 時 | 2023年4月4日(木)17:30~18:30 |
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場 所 | 医学部講義棟A講堂 |
話題提供者 | 藤埜浩一(医療技術部長) |
テーマ | 医療技術部の2023年度の動向 |
今年度、第1回目の医療技術部研修会を迎え医療技術部長より「医療技術部の2023年度の動向」と題して、医療技術部の設立経緯、規約、役割、組織構成等、医療技術部について解説と2023年度の活動報告として研修セミナー、阪大フォーラムなどの院内活動報告、また、医療技術部として携わる医療機器の安全管理体制の活動報告、特任から特例職員への登用に係る経緯、医療技術部の課題、個人目標の設定について講演がなされた。