参加者 | 125名 |
---|---|
日 時 | 2025年5月15日(木)17:30~18:30 |
場 所 | 医学部講義棟A講堂 |
テーマ | 疾患別統合勉強会(がん) |
講演者 |
がんの転移には走行性・リンパ節転移・播種性があり、血特に乳がんなどではリンパ節転移の評価が重要です。従来の病理診断では時間や人の負担が、大きく微小転移の検出が困難でした。OSNA法はCK19 「mRNAを迅速かつ高精度に定量でき、リンパ節全体を対象とすることで診断精度を向上させます。術中検査として導入されており、検査時間の短縮や信頼性の高さから、手術中の適切な判断を迅速に可能とし、早期発見・治療に大きく貢献しています。
Cryoablation 講演要旨
Cryoablationは、極低温により腫瘍細胞を不可逆的に破壊する低侵襲治療法です。腎機能温存が可能で、高齢者や手術リスクの高い症例に有効とされます。画像誘導技術の進歩でプローブ配置精度と治療安全性が向上しています。放射線技師には、高度な画像支援と手技理解による的確なサポートが求められます。
小児脳腫瘍におけるがんリハビリテーションについて紹介した。
がんリハビリテーションでは、各病期に応じて介入が求められる。当院では、治療期間中の回復的リハビリテーションが中心となるため、治療による副作用に対するリスク管理が重要となる。また、小児・AYA世代のがん患者に対しては、多職種連携による長期的な支援体制が必要である。
がん疾患患者などにみられる難治性腹水に対しての治療法であるCART(腹水濾過濃縮再静注法)について紹介した。
患者さんから取り出した腹水の濾過濃縮過程を医師の指示のもと臨床工学技士が行っており、その治療効果は腹水による腹部飽満間の軽減や自己アルブミン補充による腹水の貯留期間が延長などの患者さんの生活の質の向上に有効であることを説明した。
参加者 | 148名 |
---|---|
日 時 | 2025年4月3日(木)17:30~18:30 |
場 所 | 医学部講義棟A講堂 |
テーマ | 医療技術部の2024年度の動向 |
講演者 | 藤埜 浩一(医療技術部長) |
今年度、第1回目の医療技術部研修会を迎え医療技術部長より「医療技術部の2024年度の動向」と題して、医療技術部の設立経緯、規約、役割、組織構成等、医療技術部について解説と2024年度の活動報告として研修セミナー、阪大フォーラムなどの院内活動報告、また、医療技術部として携わる医療機器の安全管理体制の活動報告、特任から特例職員への登用に係る経緯、医療技術部の課題、個人目標の設定について講演がなされた。