「未来医療フォーラム～大阪大学医学部附属病院の取り組み～」を開催しました2019年02月14日

　１月２０日、ハービスOSAKAハービスHALLにて「未来医療フォーラム～大阪大学医学部附属病院の取り組み～」と題した市民フォーラムを開催しました。

　４回目となる今回のフォーラムでは、木村正病院長からの開会のあいさつに始まり、まず話題のがんゲノム医療について医学系研究科先端ゲノム医療学共同研究講座の前田大地特任教授が「動き出したがんゲノム医療」と題した講演を、また医療情報部の松村泰志部長が「未来社会のヘルスレコード」と題し、システム化が進んだ医療環境などについて講演を行いました。

　続いて、未来医療開発部未来医療センターの名井陽センター長が「オープンイノベーションの時代における大学病院の役割」と題し、大学と企業などとの連携や薬の開発について講演を行いました。最後に、医学系研究科心臓血管外科学澤芳樹教授が、質の高い臨床研究・治験を目指す取り組みについて、心筋再生治療の橋渡し研究などに関する講演を行いました。

　講演に続き、参加された方々からの質問に講演者全員がお答えする時間も設けました。興味のある内容について講演者からの回答を直接聞くことができる機会のため、とても貴重な時間となりました。

　全ての講演と質問への回答について、多くの市民の方々が熱心に聞いてくださり、本院の未来医療の取り組みについて、理解を深めていただけた様子でした。回を重ねて、充実したフォーラムとなりました。

　本院は、これからも「臨床研究中核病院」として未来医療の実現に向けて多くの成果を発信していきます。

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未来医療フォーラムチラシ(851KB)