令和６年能登半島地震へのお見舞いならびに支援について2024年01月30日

このたびの能登半島地震により亡くなられた方々に深く哀悼の意を表するとともに被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
このたびの地震を受け、本院では直ちに高度救命救急センター内に能登半島地震対策本部を設置するとともに、厚生労働省、大阪府からの要請を受け、１月９日から１月27日の間、 DMAT隊（Disaster Medical Assistance Team：医師、看護師、業務調整員（医師・看護師以外の医療職及び事務職員）で構成される、大規模災害や多傷病者が発生した事故などの現場で急性期から活動できる機動性を備えた医療チーム）４チーム（延べ１６名）を現地に派遣し、石川県内に設置された「DMAT活動拠点本部」、「施設避難者一時待機ステーション」で、メディカルチェック、受け入れ手続き、夜勤帯を含めた有症状者への緊急対応、医療機関への搬送調整、搬送など多岐にわたる支援活動を行いました。
なお、本院は、災害拠点病院・大阪府地域災害拠点病院に指定されており、有事にDMAT隊を派遣するだけでなく、近隣の災害時には初期救急医療を担う機関として、傷病者の受け入れを行う必要があります。本院では有事にあたって迅速に対応できるよう引き続き院内の防災体制の強化を図っていきたいと思っています。
１日でも早い被災地の復興を心よりお祈りいたします。