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“真実の口” 実は・・・「手指衛生“真実の口”キャンペーン」を開催2018年11月05日

 10月30日、インフルエンザシーズンの到来を前に、来訪者の皆様に手指衛生(手洗い)を行っていただくことを目的として、「手指衛生“真実の口”キャンペーン」を開催しました。このイベントは「仕掛学」*の第一人者である大阪大学大学院経済学研究科・松村真宏教授とのコラボレーションで、昨年のノーベル経済学賞でも注目された行動経済学の考え方を、手指衛生の呼びかけに取り入れて、患者さんやそのご家族をはじめとする全ての来訪者の方々に、手指衛生の遵守と感染対策をお願いするものです。

 病院1階ロビーに設置された“真実の口”の中に手を入れると、アルコール手指衛生剤が自動的に出て来る仕掛けになっており、思わず手を入れてみたくなる心理を利用しました。来訪者の方々は、「真実の口なので手を入れてみようと思いました」「消毒は必要だと分かっていてもなかなかしないので、おもしろい取り組みだと思います」と話され、大人も子どもも恐る恐る手を入れたり、何度も笑顔で消毒したりする姿が見られました。“真実の口”は12月末までの期間限定の設置ですが、今後、期間中の利用状況の検証を行う予定としています。

 来訪者の皆様には、今後とも、インフルエンザをはじめとする感染症対策のために手指衛生の遵守をどうぞよろしくお願いいたします。

 木村正病院長のコメント
「従来の手指衛生のキャンペーンは、単に行わなければならない理由を呼びかけるだけだったので、うっとうしいと思われて十分な効果が得られないこともありました。今回の“真実の口”キャンペーンでは、松村真宏教授が考案した“真実の口”という仕掛けによって、『思わず手指衛生という正しいことをしてしまった!』という驚きやおかしみに結びつけて体験していただければと思います。インフルエンザ等の感染症は手指の消毒だけでもかなりの予防になります。病院には抵抗力の低い患者さんも多数おられますし、院内感染防止のためには、外からウイルスを持ち込まないようにすることが大事です。今回のイベントが手指消毒を考えるきっかけになればと思っています。」


こちらもご覧ください
真実の口で手をきれいに!手指衛生キャンペーン開催
(クリックすると YouTube へリンクします)

*「仕掛学」について

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