お知らせ
高度救命救急センターがクラウドファンディングを開始!2021年03月22日
国立大学法人大阪大学はREADYFOR株式会社と実施しているクラウドファンディングプログラム「大阪大学×READYFOR」 にて、「コロナ禍における安心・快適な患者搬送をめざして ~最後の砦を守る~ 」を公開し、ドクターカー用オリジナルアイソレーター製作費を募集いたします。3月22日(月)から5月31日(月)まで、第一目標500万円として寄附金を募ります。
(詳細はこちらをご覧ください。:「大阪大学×READYFOR」)
大阪大学医学部附属病院は災害拠点病院として災害時にDMAT(災害派遣医療チーム)を各地へ派遣し、新型コロナウイルス感染症によるクラスター発生時にも活動を行ってきました。2020年4月にはドクターカーとDMATカーを新たに導入し、新型コロナ陽性患者さんをこれまでに51名搬送してきました。(2月末現在)
新型コロナ陽性患者さんをドクターカーで搬送する際には、感染対策としてビニール製のアイソレーターを使用しています。ビニール製のアイソレーターは患者さんにとって閉塞感があり、透明性が低いため医療者側も患者さんの顔色等を観察しづらくコミュニケーションが取りにくい状況です。またドクターカー車内の感染防止の準備や帰院してからの消毒・清掃等にかかる時間は通常の患者搬送に比べ約2時間多く、1日に搬送できる患者数が制限され、スタッフにも負担がかかっています。
患者さんの閉塞感や不安を取り払い、またスタッフの負担も軽減できる、双方にとって安心・快適なオリジナルアイソレーターの製作を進めるため、クラウドファンディングを通じて寄附募集をいたします。オリジナルアイソレーター実現により、新型コロナウイルス感染症への対応だけでなく、類似の感染症や災害にも活用でき一人でも多くの患者さんを安全に安心して搬送できることをめざします。
つきましては、本プロジェクトの意義に何卒ご理解とご賛同をいただき、格別のご支援をたまわりますよう、心よりお願い申し上げます。
● クラウドファンディング詳細
「コロナ禍における 安心・快適な患者搬送をめざして」 ~最後の砦を守る~
目標金額:500万円
募集期間:2021年3月22日(月)10時〜5月31日(月)23時
資金使途:オリジナルのアイソレーター1台の製作費
形式 :All or Nothing / 寄附型
詳細はこちらをご覧ください。:「大阪大学×READYFOR」
関連するファイルはこちら
クラウドファンディングチラシ(1,582KB)
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