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看護師特定行為研修
大阪大学医学部附属病院は2020年度より看護師特定行為研修を開講しています。
理念・目的

研修案内ポスター PDF
【基本理念】
患者に対してタイムリーに介入が実施できることで地域における急性期から在宅医療までを支える人材を育成し、地域に貢献する。
【研修目的】
- 地域医療及び高度医療の現場において、迅速かつ包括的なアセスメントを行うための、知識、技術及び態度の基礎的な能力を養う。
- 患者の安全に配慮し、臨床判断を適切なタイミングで行い、必要な特定行為を実施できる能力を養う。
- 患者の状態に応じた適切な医療を、多職種と連携して提供するための能力を養う。
特徴
- 演習と実習は、e-ラーニングではなく、医師の対面授業を基本としています。
- 共通科目は週1回の分散型集合研修のため、勤務(夜勤)をつづけながら受講できます。
- 医学部と共有している種類豊富なシミュレーターを使用しています。
- 講義(e-ラーニング)は自宅でも研修施設でも、何度でも繰り返し学習できます。
- 特定行為研修を修了している看護師は、区分別科目の追加履修ができます。
- 本院に在籍する看護師(特定行為研修修了者)のみ、翌年以降の聴講が可能です。
- 研修ルーム、自習室、休憩ルーム等を完備しています。
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開講区分・パッケージと定員
区分とパッケージを合わせて定員は10名です。
2023年4月より開講区分の追加を予定しています。
開講している特定行為区分の名称 | 開講している特定行為 | 区分ごと定員 |
---|---|---|
呼吸器(気道確保に係るもの)関連 | 経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置の調整 | 5 |
呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連 | 侵襲的陽圧換気の設定の変更 | 5 |
非侵襲的陽圧換気の設定の変更 | ||
人工呼吸管理がなされている者に対する鎮静薬の投与量の調整 | ||
人工呼吸器からの離脱 | ||
栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連 | 中心静脈カテーテルの抜去 | 5 |
動脈血液ガス分析関連 | 直接動脈穿刺法による採血 | 5 |
橈骨動脈ラインの確保 | ||
栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 | 持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整 | 5 |
脱水症状に対する輸液による補正 | ||
感染に係る薬剤投与関連 | 感染徴候がある者に対する薬剤の臨時の投与 | 5 |
血糖コントロールに係る薬剤投与関連 | インスリンの投与量の調整 | 5 |
術後疼痛管理関連 | 硬膜外カテーテルによる鎮痛剤の投与及び投与量の調整 | 5 |
循環動態に係る薬剤投与関連 | 持続点滴中のカテコラミンの投与量の調整 | 5 |
持続点滴中のナトリウム、カリウム又はクロールの投与量の調整 | ||
持続点滴中の降圧剤の投与量の調整 | ||
持続点滴中の糖質輸液又は電解質輸液の投与量の調整 | ||
持続点滴中の利尿剤の投与量の調整 |
2023年4月より開講を予定している特定行為区分の名称 | 2023年4月より開講を予定している特定行為 | 定員 |
---|---|---|
呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連 | 気管カニューレの交換 | 5 |
胸腔ドレーン管理関連 | 低圧胸腔内持続吸引器の吸引圧の設定及び設定の変更 | 5 |
胸腔ドレーンの抜去 | ||
腹腔ドレーン管理関連 | 腹腔ドレーンの抜去(腹腔内に留置された穿刺針の抜針を含む) | 5 |
ろう孔管理関連 | 胃ろうカテーテル若しくは腸ろうカテーテル又は胃ろうボタンの交換 | 5 |
膀胱ろうカテーテルの交換 | ||
栄養に係るカテーテル管理(末梢留置型中心静脈注射用カテーテル管理)関連 | 末梢留置型中心静脈注射用カテーテルの挿入 | 5 |
創部ドレーン管理関連 | 創部ドレーンの抜去 | 5 |
精神及び神経症状に係る薬剤投与関連 | 抗けいれん剤の臨時の投与 | 5 |
抗精神病薬の臨時の投与 | ||
抗不安薬の臨時の投与 |
※厚生労働大臣に変更承認申請中のため開講予定が変更となる可能性があります
術中麻酔管理領域パッケージ区分 | 特定行為 | 定員 |
---|---|---|
呼吸器(気道確保に係るもの)関連 | 経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置の調整 | 5 |
呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連 | 侵襲的陽圧換気の設定の変更 | |
人工呼吸器からの離脱 | ||
動脈血液ガス分析関連 | 直接動脈穿刺法による採血 | |
橈骨動脈ラインの確保 | ||
栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 | 脱水症状に対する輸液による補正 | |
術後疼痛管理関連 | 硬膜外カテーテルによる鎮痛剤の投与及び投与量の調整 | |
循環動態に係る薬剤投与関連 | 持続点滴中の糖質輸液又は電解質輸液の投与量の調整 |
救急領域パッケージ区分 | 特定行為 | 定員 |
---|---|---|
呼吸器(気道確保に係るもの)関連 | 経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置の調整 | 5 |
呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連 | 侵襲的陽圧換気の設定の変更 | |
非侵襲的陽圧換気の設定の変更 | ||
人工呼吸管理がなされている者に対する鎮静薬の投与量の調整 | ||
人工呼吸器からの離脱 | ||
動脈血液ガス分析関連 | 直接動脈穿刺法による採血 | |
橈骨動脈ラインの確保 | ||
栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 | 脱水症状に対する輸液による補正 | |
精神及び神経症状に係る薬剤投与関連 | 抗けいれん剤の臨時の投与 |
※厚生労働大臣に変更承認申請中のため開講予定が変更となる可能性があります
研修計画・研修スケジュール

応募について
応募資格
- 日本国内における看護師免許を有していること
- 看護師免許取得後、原則として、概ね3~5年以上の看護実務経験を有していること
- 所属する医療施設があること
- 所属する医療施設において臨地実習が行えること
- 所属する医療施設の長又は所属長の推薦を有していること
研修修了後の特定行為実践活動を促進するために、本院の臨地実習は所属する医療施設の実習となります。臨地実習の開始までに協力施設の申請を依頼します。
応募期間
2022年11月14日(月)~2022年12月9日(金)17時必着
応募書類
- 志願書(様式1) PDF WORD
- 履歴書(様式2) PDF WORD
- 志願理由書(様式3) PDF WORD
- 推薦書(様式4) PDF WORD
- 既習得科目履修免除申請書(様式5) PDF WORD
- 看護師免許証の写し
※認定看護師又は専門看護師の資格を有する志願者は、上記に加え、当該資格の認定証の写しも提出してください。
※既に履修した科目について履修免除を申請する場合は、既習得科目履修免除申請書および特定行為研修修了証の写しを提出してください。研修受講中の方は修了予定年月と「修了見込み」と記載して下さい。
※提出された応募書類は返却いたしません。
応募書類の提出
応募書類を封入の上、封筒表面に「特定行為研修出願書類在中」と朱書きの上、下記の提出先に「書留郵便」で郵送してください。直接持参も可能です。
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-15
大阪大学医学部附属病院 教育研究支援課 看護師特定行為研修担当
(外来棟4階卒後教育開発センター内)
※応募期間の最終日17時必着となります。
2023年度受講者募集要項 PDF
審査方法・結果発表
書類、面接
面接日時 2023年1月10日(火)
結果については、本人宛の書留郵便にてお知らせします。
審査料・研修受講料及び再試験料
事項 | 金額(税込み) | ||
---|---|---|---|
本院に在籍しない看護師 | 本院に在籍する看護師 | ||
審査料 | 10,000円 | ||
共通科目受講料 | 478,800円 | 239,400円 | |
区分別科目受講料 | 呼吸器(気道確保に係るもの)関連 | 29,700円 | 14,850円 |
呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連 | 95,700円 | 47,850円 | |
栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連 | 23,100円 | 11,550円 | |
動脈血液ガス分析関連 | 42,900円 | 21,450円 | |
栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 | 52,800円 | 26,400円 | |
感染に係る薬剤投与関連 | 95,700円 | 47,850円 | |
血糖コントロールに係る薬剤投与関連 | 52,800円 | 26,400円 | |
術後疼痛管理関連 | 26,400円 | 13,200円 | |
循環動態に係る薬剤投与関連 | 92,400円 | 46,200円 | |
呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連 * | 26,400円 | 13,200円 | 胸腔ドレーン管理関連 * | 42,900円 | 21,450円 | 腹腔ドレーン管理関連 * | 26,400円 | 13,200円 | ろう孔管理関連 * | 72,600円 | 36,300円 | 栄養に係るカテーテル管理(末梢留置型中心静脈注射用カテーテル管理)関連 * | 26,400円 | 13,200円 | 創部ドレーン管理関連 * | 19,800円 | 9,900円 | 精神及び神経症状に係る薬剤投与関連 * | 85,800円 | 42,900円 |
領域別パッケージ受講料 | 術中麻酔管理領域 | 231,000円 | 115,500円 |
救急領域 * | 250,800円 | 125,400円 | |
再試験料 | 試験ごと | 3,000円 |
*厚生労働大臣に変更承認申請中のもの
※既に修了した科目について履修済みが認められた場合は、当該研修受講料は免除します。
※本院に在籍する看護師が特定行為研修の修了後3年以内に本院を退職した場合は、本院に在籍しない看護師に適用される研修受講料との差額を返納しなければなりません。
※本院に在籍する看護師で、過去に受講者であった場合には、審査料は免除します。
※振込先は応募者及び合格者に別途お知らせします。
個人情報の取り扱いについて
本院では「個人情報の保護に関する法律」を遵守し、個人情報の適正な取り扱いに努め、安全管理のために必要な措置を講じております。応募および受講手続きにあたって提供していただいた個人情報は選考、合格発表、受講手続き、履修関係等の必要な業務において使用させていただきます。なお、当院が取得した個人情報は、法律で定められた適正な手続きにより開示を求められた場合以外に、本人の承諾なしに第三者へ開示・提供することはありません。
その他
- 審査の時に来院される際は、公共交通機関を使用してください。(駐車場は用意できません。)
問い合わせ先
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-15
大阪大学医学部附属病院 教育研究支援課 看護師特定行為研修事務局
(外来棟4階卒後教育開発センター内)
TEL:06-6879-5049
Mail:tokutei*hp-kensyu.med.osaka-u.ac.jp (*を@に置きかえてお送りください)

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初診 | 午前8時30分~午前11時00分 |
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再診 | 午前8時30分~午前11時30分 |
予約再診 | 午前8時30分~午後3時00分 |
※阪大病院では初診の方は医師の紹介状が必要です。
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