患者さんと医療者のパートナーシップ 阪大「いろはうた」
共同研究
2011年8月に、患者安全「いろはうた」プロジェクト2011(大阪大学医学部附属病院中央クオリティマネジメント部・高山赤十字病院)を開始しました。高山赤十字病院専用のツール開発や運用プロセスの検討を経て、2012年6月1日より患者さんへの説明をスタートしています。
さるぼぼ「いろはうた」ファイル
さるぼぼ「いろはうた」説明用紙
さるぼぼ「いろはうた」バッジ
共同研究の成果
2013年4月16日~19日に開催されたThe International Forum on Quality and Safety in Healthcare 2013(イギリス、ロンドン)に参加し、ポスター発表を行いました(タイトル:Keys for the successful implementation of patient engagement programmes for Patient Safety)。阪大「いろはうた」の取り組みを、文化や背景が異なる高山赤十字病院に導入するにあたり、カギとなった7つのポイント(1. Leadership 2. Core team 3. Education 4. Original Tool 5. Pre-implementation 6. Sharing the idea 7. Mentorship)について紹介しました。会場の参加者からは、コアチームと連携をとって導入を推進する各病棟のリスクマネジャーの位置づけや、その重要性に関する質問がありました。 また、上記7つのポイントは、「医療安全を推進するにあたり、共通のカギである」等の意見がありました。
共同研究2周年を迎えて
本プロジェクトは、2014年6月キックオフから2周年を迎え、同年8月4日に高山赤十字病院で全職員を対象とした「2年報告会」が開催されました。阪大チームは、これまでの研究の流れを1本の動画にまとめ、参加しました。
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報告冊子
本プロジェクトの概要について、2015年3月、報告冊子にまとめました。
![]() | 第1章 阪大病院「いろはうた」の開発・導入・展開 第2章 阪大・高山日赤「患者安全いろはうたプロジェクト2011」 第3章 国内外に向けた「いろはうた」の紹介 |