教育の実施
2009年度
院内
研修医向け
研修医向け講習会「医療安全における栄養管理の重要性」(2010.2.16)(50分) (臨床研修医36人) |
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栄養管理を行うにあたってのカロリー、蛋白量の設定方法や静脈栄養、経腸栄養法を具体例を用いて説明しました。院内であっても低栄養病態から院内急変をおこす可能性があることをリフィーディング症候群の臨床例を交えて説明しました。 |
研修医向け講習会「小児の心肺蘇生」(2009.4.21)(50分) (臨床研修医32人) |
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研修医イントロコース「医療安全 10のポイント」(2009.4.7)(40分) (臨床研修医32人) |
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臨床研修医に対して医療安全の10のポイント(社会人としての心得、医師としての心得、診療記録の記載、はじめてのこと等への対応、声だし・復唱・確認会話、指示の2要素:記載と伝達、確認、インシデントを経験した場合、重大インシデントへの対応、守秘義務・個人情報保護)について講義しました。 |
医師向け
小児科総カンファレンス(2009.5.11)(20分) (小児科医師30人) |
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院内救急の早期発見、早期対応のために、小児科医局長の協力を得て、院内のCPRコール小児例について、その件数や生命予後および機能予後、今後の課題について講義をしました。さらに、国際的な院内救急対応のトレンドであるラピッドレスポンスシステムについて、解説を行いました。セミナー後の質疑応答では、小児について、院内救急の問題点が明らかになった、今後、早期介入・早期のコールを目指したいとの意見が寄せられました。 |
看護師向け
急変時のコミュニケーションとCPR(2010.3.25、2010.3.26)(各回60分) (小児科・小児外科看護師42人) |
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院内救急の早期発見・早期対応のために、アニメーション教材「門司モジ子研修医(特別経費により作成)」のシナリオに基づき、患者急変発見時の評価と、医療チームへの情報伝達、コール時のコミュニケーション、およびCPRについて実習形式でトレーニングしました。実習後のアンケートでは、実際に伝える練習をすることで、より臨床に近いトレーニングができたとの意見が寄せられました。 |
多職種向け
小児医療安全セミナー~小児の安全な鎮静のために「小児の鎮静時の注意点」(2010.3.26)(60分) (小児診療に携る医師・看護師・薬剤師49人) |
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小児医療安全セミナー~小児の安全な鎮静のために「知っておきたい鎮痛・鎮静薬の知識」(2010.3.17)(60分) (鎮静に携る医師・看護師・薬剤師78人) |
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小児心肺蘇生講習会(2009.9.14, 2009.10.1, 2009.10.2, 2009.10.6)(各回90分) (小児科・小児外科医師・看護師52人) |
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院内救急対応のテクニカルスキルとして、小児心肺蘇生と異物誤嚥の解除を小児科・小児外科医師・小児医療センター看護師の協力を得て、シミュレーターを用いた実習形式でトレーニングしました。実習後のアンケートでは、知識・技術を獲得した、急変対応の不安が減った、今後もこのようなトレーニングを行いたいとの意見が多く寄せられました。 |
小児医療安全セミナー~急変時のコミュニケーション(2009.7.21)(50分) (小児科医師・看護師20人) |
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小児院内救急の早期発見、早期対応のために、小児科病棟副看護師長の協力を得て、小児科病棟看護師および医師を対象に、院内のCPRコール小児例について、分析結果および介入のタイミングを改善できると考えられる症例の提示を行いました。さらに、小児の急変時に適切な介入を行うために必要なテクニカルスキルとして患者状態の系統的評価について、また、ノンテクニカルスキルとして、急変時のコミュニケーションについて、アニメーション教材「門司モジ子研修医(特別教育研究経費により作成)」の上映と講義を行いました。セミナー後のアンケートでは、緊急時にまず何を観察すべきかを学ぶことができた、伝えにくい情報の伝達を学んだ、今後もこのような講義や実習を希望するという意見を多くいただきました。 |
院外
独立行政法人国立病院機構近畿ブロック「平成21年度医療安全管理者研修会」(2009.12.10)(180分) (医師・看護師・薬剤師他36人) |
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国立病院機構近畿ブロックに勤務する医療従事者を対象とする講習会において、「インシデントの有効活用」、「臨床ヒューマンファクターズ」、「栄養と医療安全」、「医療の質・安全に関する知見の発表方法」についての講義を行いました。特に、臨床ヒューマンファクターズのセッションでは、提示した事例に関する問題点の抽出や臨床現場における教育方法等に関するグループディスカッションを取り入れ、活発な意見交換が行われました。 |