学術講演会

2012年度

 Special Lecture and Workshop on Simulation in Healthcare at Osaka University hospital
                                             (本院看護部と共催)
参加者:看護師52人

 大阪大学医学部附属病院において、医療におけるシミュレーション教育に関する講演会及びワークショップを開催しました。 マサチューセッツ総合病院医療専門職センター助教で、医療専門職教育プログラムのディレクターであるDeborah D. Navedo先生をお招きし、看護教育におけるシミュレーション教育の活用の状況についてご講演いただきました。講演では、シミュレーション教育がスキルやタスクの練習にとどまらず、医療従事者の臨床の文脈の中での実践能力やコミュニケーション能力、自己を振り返り研鑽を続ける姿勢を築くうえで形成的に役立つことなどについて、わかりやすくお話しいただきました。
 講演に引き続き、現場におけるシミュレーション教育の実践について、Navedo先生によるワークショップを行いました。参加者は、小グループに分かれ、シミュレーション教育の目標設定や、ディブリーフィング等について、グループ内のディスカッションやロールプレイを交えながら学びました。

日時・場所 2012年7月9日(月)13:30~17:00 病棟14階会議室1
プログラム
座    長   : 谷浦葉子 (看護部 教育実践室看護師長)
高橋 りょう子 (中央クオリティマネジメント部 副部長)
特 別 講 演 : Deborah D. Navedo (マサチューセッツ総合病院医療専門職センター 助教)
Simulation in Nursing Education:
Current practices and future directions
「シミュレーション教育の実践:現状と未来の課題」
ワークショップ1: グループディスカッション「シミュレーション教育の企画とディブリーフィング」
ワークショップ2: グループディスカッション「シミュレーションを用いた教育方法」(教育委員会対象)

(日本語)