学会参加・発表
2018年度
国際学会
日時 | 2019年3月27-28日 |
---|---|
学会名 | International Forum on Quality and Safety in Healthcare 2019(イギリス、グラスゴー) |
発表者 | 赤澤仁司、中村京太、中島和江 |
演題名 | Efficient training for emergency airway management. |
内容 | 気道緊急症例は致死的な転帰を辿る為、迅速かつ適切な対応が必要とされているが、多くの最前線の医師はその対応法を習得する機会がない。当院の医療安全部が豚の喉頭を用いた外科的気道確保のセミナーを開催したところ、外科的気道確保の手技向上に有効であるというアンケート結果を得た。本セミナーの準備物品は入手容易で低価格なものであり、あらゆる施設で行える汎用性が高いものと考えられた。 |
日時 | 2019年3月27-28日 |
---|---|
学会名 | International Forum on Quality and Safety in Healthcare 2019(イギリス、グラスゴー) |
発表者 | 徳永あゆみ |
演題名 | The importance of focusing on fluctuations in hemoglobin A1c based on socio-clinical factors and life events in diabetes patients. |
内容 | 血糖コントロール指標であるHbA1cについて、時系列データとその変化に着目することで、糖尿病治療に影響する背景因子やライフイベントを見出しました。患者ひとりひとりの背景や状況を的確に捉え、柔軟な目標設定を行うことが重要であることを報告しました。 |
日時 | 2018年8月13日 |
---|---|
学会名 | The 7th Resilient Health Care Network Meeting (デンマーク、ミゲルフォート) |
発表者 | 北村温美 |
演題名 | Peer-to-peer network: a key healthcare approach to increase resilience in patients with chronic diseases. |
内容 |
日時 | 2018年8月13日 |
---|---|
学会名 | The 7th Resilient Health Care Network Meeting (デンマーク、ミゲルフォート) |
発表者 | 滝沢牧子 |
演題名 | Re-forming the blood transfusion procedure in operating rooms: aligning WAI and WAD. |
内容 |
日時 | 2018年8月13日 |
---|---|
学会名 | The 7th Resilient Health Care Network Meeting (デンマーク、ミゲルフォート) |
発表者 | 中村京太 |
演題名 | Dynamic performance of emergency medical team as seen in responding to unexpected clinical events. |
内容 |
日時 | 2018年5月3日 |
---|---|
学会名 | International Forum on Quality and Safety in Health Care 2018(オランダ、アムステルダム) |
発表者 | 北村温美 |
演題名 | Peer-to-peer network is essential for resilient PD community. |
内容 | 腹膜透析(PD)患者間の情報共有を目的としたワールドカフェ形式のPDカフェは、患者自らの経験に基づく教訓や工夫を患者同士が共有することで、実践的で有効な集団的学習の場となること、患者がそれぞれ抱えていた不安や悩みが軽減されたこと、患者同士の「つながり」を生み前向きな意欲が増えたことを報告しました。 |
日時 | 2018年5月2日 |
---|---|
学会名 | International Forum on Quality and Safety in Health Care 2018(オランダ、アムステルダム) |
発表者 | 中島和江 |
演題名 | 【International science and research symposium】 Modelling of the system architecture of a cardiac surgical team and the patterns emerging from interactions through verbal communications among team members. |
内容 |
国内学会
日時 | 2018年11月25日 |
---|---|
学会名 | 第13回医療の質・安全学会学術集会(名古屋) |
発表者 | 北村温美1)、上間あおい1)、武田理宏2)、田中壽3)、松村泰志2)、中島和江1) 大阪大学医学部附属病院 中央クオリティマネジメント部1) 大阪大学医学部附属病院 医療情報部2) 大阪大学医学部附属病院 放射線部3) |
演題名 | 画像診断レポートの確認に関する安全対策(2) 大阪大学医学部附属病院の取り組み |
内容 | 画像診断レポートの確認に関する安全対策について、当院の取り組みを報告しました。特に、予期していなかった重要所見を適切な人に確実に伝える電子カルテ上のシステ ムの工夫を概説し、病院全体で連携し実情に沿ったシステムを構築する必要があることを発表しました。 |
日時 | 2018年11月25日 |
---|---|
学会名 | 第13回医療の質・安全学会学術集会(名古屋) |
発表者 | 上間あおい1),2)、北村温美1),2)、武田理宏1),3)、田中壽1),4)、福島曜1),5)、滝沢牧子1),6)、中島和江1),2) 医療安全・質向上のための相互チェック実施に伴う重点項目の評価方法と基準の作成等に係るワーキンググループ1) 大阪大学医学部附属病院 中央クオリティマネジメント部2) 大阪大学医学部附属病院 医療情報部3) 大阪大学医学部附属病院 放射線部4) 一宮市立市民病院 呼吸器内科5) 群馬大学医学部附属病院 医療の質・安全管理部6) |
演題名 | 画像診断レポートの確認に関する安全対策(1) 国立大学附属病院「平成29年度医療安全・質向上のための相互チェック」概要報告 |
内容 | 近年、放射線画像診断レポートの確認遅れによるがんの診断遅れ等が報告され対策が急がれています。国立大学附属病院において、医療安全、医療情報、放射線診断の専門家チームが調査票を開発し、43施設の現状と課題を実地で調査した結果について報告しました。 |
日時 | 2018年11月25日 |
---|---|
学会名 | 第13回医療の質・安全学会学術集会(名古屋) |
演者一覧 | 中村京太1),2),3)、辰巳陽一4)、種田憲一郎5) 横浜市立大学附属市民総合医療センター 医療安全管理学1) 大阪大学医学部附属病院 中央クオリティマネジメント部2) 横浜市立大学医学部大学院医学研究科 救急医学教室3) 近畿大学医学部附属病院 安全管理部 医療安全対策室4) 国立保健医療科学院5) |
発表者 | 中村京太1),2),3)、佐藤仁4)、酒井拓磨3)、安部猛1),3) 横浜市立大学附属市民総合医療センター 医療安全管理学、1) 大阪大学医学部附属病院 中央クオリティマネジメント部2) 横浜市立大学医学部大学院医学研究科 救急医学教室3) 横浜市立大学附属市民総合医療センター 麻酔科4) |
セッション名 | パネルディスカッション:チーム医療を推進するチームワークを高めるためのトレーニングの活用 |
演題名 | シミュレーショントレーニングが育てるチーム医療 |
内容 | 自験例を踏まえ、特に実際の医療現場において多職種で行うIn situ simulationは、職種や部署を超えたCross learningの機会となり、つながりを再認識できることから、医療現場のチーム力向上に貢献しうるという知見を報告しました。 |
日時 | 2018年11月24日 |
---|---|
学会名 | 第13回医療の質・安全学会学術集会(名古屋) |
発表者 | 新開裕幸、家平裕三子、北村温美、徳永あゆみ、上間あおい、木下徳康、中島和江 |
演題名 | 複数診療科と多職種で取り組む小児の血管外漏出対策 |
内容 | 小児における点滴の血管外漏出への対策として、小児科医、皮膚科医、小児領域の看護師、医療安全部門の看護師、医師、薬剤師で協働し、血管外漏出の対応方法、家族説明のポイント等を標準化するためのスタッフ教材(e-ラーニング等)や説明書を開発しました。学会では、開発までの経緯と、e-ラーニングのアンケート結果等について報告しました。 |
日時 | 2018年11月24日 |
---|---|
学会名 | 第13回医療の質・安全学会学術集会(名古屋) |
発表者 | 家平裕三子、新開裕幸、北村温美、徳永あゆみ、上間あおい、木下徳康、中島和江 |
演題名 | 病理検体取り扱いの実態把握と取り違え防止対策を講じるための院内ラウンド |
内容 | 事前のビデオ撮影、編集などの工夫によって、現場の実態を把握することが困難な「生検、手術検体の取り扱い手順」における問題点を多職種で議論することができ、実効性のある対策を検討することができたことを報告しました。 |
日時 | 2018年11月24日 |
---|---|
学会名 | 第13回医療の質・安全学会学術集会(名古屋) |
演者一覧 | 黒岩政之1)、村崎聖弥2)、中島活弥3)、赤澤仁司4)、佐藤 仁5) 北里大学医学部 麻酔科学1) 兵庫医科大学病院 看護部 ICU2) 藤沢湘南台病院 リハビリテーション科3) 大阪大学医学部附属病院 中央クオリティマネジメント部4) 横浜市立大学附属市民総合医療センター 麻酔科5) |
発表者 | 赤澤仁司、中村京太、高橋敬子、木下徳康、新開裕幸、徳永あゆみ、家平裕三子、上間あおい、北村温美、中島和江 大阪大学医学部附属病院 中央クオリティマネジメント部 |
セッション名 | シンポジウム:いまさら聞けない緊急気道管理戦略 ~多職種からの目線で様々な取り組みを紹介~ |
演題名 | いまさら聞けない緊急気道管理戦略 ~多職種からの目線で様々な取り組みを紹介~ 研修医教育への取り組み |
内容 | 気道確保困難症例に対しては外科的気道確保が必要となり、研修医が初期対応を行わざるをえない場合も多くあります。しかし、外科的気道確保を要する症例の頻度は少なく、手技を取得する機会がないのが実情です。そこで、初期研修医に対して外科的気道確保に関する実習とシナリオトレーニングを行い、学会ではその取り組みと成果について報告しました。 |
日時 | 2018年11月24日 |
---|---|
学会名 | 第13回医療の質・安全学会学術集会(名古屋) |
演者一覧 | 原田悦子1)、小林健一2)、中島和江3) 筑波大学人間系 心理学域1) 国立保健医療科学院 医療・福祉サービス研究部2) 大阪大学医学部附属病院 中央クオリティマネジメント部3) |
発表者 | 中島和江 大阪大学医学部附属病院 中央クオリティマネジメント部 |
セッション名 | パネルディスカッション:~学際共同研究推進委員企画~ 医療安全を科学する−学際共同研究で医療の現場と研究者をつなぐ− |
演題名 | 学際的つながりにより創発的ひらめきと課題解決を目指す |
内容 | 演者が研究代表者として実施した平成26~29年度科研費基盤研究(B) 「レジリエンス・エンジニアリング理論の医療の質・安全における実用化に関する研究」にて、心理学、人間工学、機械工学、様々な専門性をもつ医療者等からなる総勢22名で創発的なひらめきを得て研究を発展させた経験をもとに、学際共同研究の目的、具体的な進め方、成果等について紹介した。 |
日時 | 2018年11月10日 |
---|---|
学会名 | 第27回日本コンピュータ外科学会大会(奈良) |
演者一覧 | 中島和江1)、田中晃司2)、荒牧英治3)、服部憲明4) 大阪大学医学部附属病院 中央クオリティマネジメント部1) 大阪大学医学系研究科外科学講座消化器外科2) 奈良先端科学技術大学院大学研究推進機構3) 大阪大学国際医工情報センター臨床神経医工学寄附研究部門・医学系研究科神経内科学4) |
セッション名 | ミニシンポジウム1 :レジリエンス・エンジニアリング理論に基づく手術安全の新展開 |
発表者 | 中島和江 大阪大学医学部附属病院 中央クオリティマネジメント部 |
演題名 | 変動と制約下でのレジリエントなチームパフォーマンスの探究 |
発表者 | 田中晃司 大阪大学医学系研究科外科学講座消化器外科 |
演題名 | 手術チームを対象とした手術環境下でのデータ収集 |
日時 | 2018年7月1日 |
---|---|
学会名 | 第21回日本医薬品情報学会総会・学術大会(鈴鹿) |
発表者 | 木下徳康 |
演題名 | レジリエンス・エンジニアリング理論に基づく安全な薬物治療への取り組み |
内容 | レジリエンス・エンジニアリング理論とは、普段の業務を把握することでうまくいくことを増やそうと試みる新しい安全理論です。この理論に基づき、医薬品の経管投与が普段どのように行われているかを把握し、医薬品による経管チューブ閉塞事例への対策を講じた一例について紹介しました。 |
日時 | 2018年5月24日 |
---|---|
学会名 | 第61回日本糖尿病学会年次学術集会(東京) |
発表者 | 徳永あゆみ |
演題名 | 糖尿病診療において医療者と患者が目指す柔軟な目標設定の意義 |
内容 | 糖尿病診療では、合併症進行抑制のために血糖コントロールを重要視する医学的根拠がある一方で、患者や家族にとっては治療が負担となっている現状があり、両者にはギャップが存在します。患者の治療に対する価値観や、患者が求める医療者との相互作用(やり取り)のタイプについて、患者背景との関連を分析し報告しました。 |