視察・調査・研修

2017年度

国内視察等

                                                
日時 2017年11月20日
テーマ JR-EAST Innovation 2017 (ホテルメトロポリタン池袋)
主催者 東日本旅客鉄道株式会社
概要  今回のテーマは「IoT/AI時代の社会課題への取組み~Mobility as a Social PlatformとしてのJR東日本~」でした。東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学の松尾 豊氏の基調講演では、人工知能は画像認識能を獲得したことにより飛躍的に進化し、運動スキルの習熟、言語理解も可能なレベルに達していることの解説と、人工知能の社会的活用に関する展望が示されました。また、ZMPの谷口 恒氏より、自動運転技術の社会応用例の紹介がありました。パネルディスカッションでは、個人に紐づけられた多分野の情報を一つのプラットフォームの上で連結し活用している世界の実例をもとに、JR東日本をSocial Platformにするための方策について議論が行われました。
日時 2017年11月14日
テーマ 平成29年度 医療安全に関するシンポジウム 職種を活かした医療安全(サンケイホールブリーゼ)
主催者 厚生労働省 近畿厚生局
概要  本シンポジウムでは、職種を活かした医療安全を主要テーマとしており、大規模から中小規模の病院において、医師・看護師・薬剤師等の多職種が医療安全に積極的に取り組むことの重要性について、新たな知見を得ることができました。
日時 2017年6月6日、13日
テーマ 医薬品関連業務の質と安全を検討するための見学(総合病院)
概要  医薬品関連業務の質と安全性の向上を目指して、他院の薬剤部を中心とする取り組みを見学しました。訪問先の病院では、薬剤師や看護師が中心となって、予約制の術前外来を実施していました。この外来は、入院前に持参薬や基礎疾患等の情報を系統的に把握して、先行的に介入を行うためのシステムであり、病院としてこれを構築し、成果をあげているとの説明がありました。
 また、薬剤部と他部署とのやりとりを簡素化するために、調剤の進捗プロセスをトラッキング、可視化する仕組み、搬送業務の効率化にかかる体制を構築するなど、職種を超えて組織全体でリソースの配分を最適化するための実践例や工夫について学びました。
日時 2017年4月17日
テーマ 施設見学(栃木医療センター)
概要  栃木医療センターでは、医療の世界で問題となっているポリファーマシーに対して、医師、薬剤師、看護師、事務が連携し対応されています。院内業務における一つの枠組みとしてポリファーマシー外来を確立することにより、他院の医師等とも連携がとれるような体制が構築されています。今回は、実際の外来診察を見学させていただき、担当医師、薬剤師とともにポリファーマシー外来の今後の展望や課題に対する活発な議論を行いました。