教育の実施

2020年度

院内

研修医向け

研修医スキルアップセミナー 「実技で学ぶ緊急気道確保」(2020.11.17)(60分)
(臨床研修医13名)
 初期研修医を対象に、緊急気道確保が必要となる病態とその判断について麻酔科平松大典医師から講義があり、その後、耳鼻咽喉科・頭頸部外科の赤澤仁司医師から、ブタの咽頭を用いた輪状甲状間膜穿刺の実技指導が行われ、研修医全員が実際に練習し、手技を取得しました。

看護師向け

段階別研修Ⅰ 医療安全(2020.4.6)(210分)、(2020.4.7)(210分)、(2020.4.8)(210分)
(新人看護師125名)
 新人看護師を対象に看護部 段階別研修Ⅰ「医療安全」(認知能力、ヒューマンエラー、インシデント、インシデントレポート)について説明しました。後半はインシデント(転倒転落、患者確認、インスリン、アレルギー、低温熱傷)に関する再発防止策をグループで検討しました。

薬剤師向け

医療リスクマネジメントと薬剤師の役割(2020.4.20,21)(各90分同内容)
(薬剤部研修生・新人薬剤師 計19名)
 薬剤部研修生、及び、新人薬剤師に対して、「医療リスクマネジメントと薬剤師の役割」というタイトルで講義を行いました。当院の医療安全体制や薬剤師GRMの活動内容について具体的に紹介しました。テクニカルスキル(知識・技術)とともに重要なノンテクニカルスキルやヒューマンエラーについて、簡単な動画やクイズを用いることで、「状況認識」や「認知能力」の限界について説明し、スピークアップ(声かけ、意見具申)、リーダーシップとフォロワーシップが、多職種チームで安全な医療を提供するために重要であることを紹介しました。

多職種向け

新入職員オリエンテーション(2020.4.1)(50分)
(臨床研修医・看護師・医療技術職員等 計194名)
 多職種の新採用者に対して、医療安全のための注意点(患者の確認、モノの確認、患者とモノの照合、ノンテクニカルスキル、患者情報の収集とカルテ記載・参照、知識の習得等)について説明し、患者確認における「同定」と「照合」の正しい方法について映像を用いて解説しました。演習では院内救急の際の応援要請を行いました。