脳卒中センター

脳卒中センターホームページ

診療内容

センター長 望月 秀樹の写真
センター長 望月 秀樹

脳卒中の診療には急性期の緊急対応や多領域、多職種の医療従事者によるチーム医療が必要です。そのために設立されたのが、大阪大学医学部附属病院脳卒中センターです。
脳卒中センターでは、高度救命救急センターを窓口とし、24時間体制で高度救命救急センター、脳神経外科、神経内科・脳卒中科の医師が待機し、脳卒中の患者さんを受け付けております。また、その後はさらに老年・高血圧内科、放射線部、リハビリテーション部、看護部、患者包括サポートセンターなどと連携し、再発予防、リハビリテーションならびに地域医療機関との協力を通して、患者さんの家庭復帰、社会復帰を目指しています。
また、軽症の患者さんや予防目的の患者さんについては、毎日脳卒中センター登録医・脳卒中専門医が内科外来、脳神経外科外来で近隣の医療機関からのご紹介を受け付けています。
脳卒中センターではすべての入院患者さん、ならびに一部の外来患者さんについて各科の医師が合同で治療方針を検討し、内科や外科の枠を超えた最適の治療を選んでいます。
脳卒中センターでは年間約500名の患者さんを診療しており、約半数が急性期の脳卒中の患者さんです。 疾患としては、脳梗塞 、脳出血 、くも膜下出血 、一過性脳虚血発作 などがあげられ、特殊な疾患に合併した複雑な病態の方も多いのが特徴です。

これらの患者さんについて、各種の専門的検査(脳血管造影検査 、頸動脈超音波検査 、経頭蓋超音波ドプラ検査 、経食道心エコー検査 、下肢静脈エコー検査 など)をおこない 、薬物治療のほか、脳血管内 治療( 頸動脈ステント留置術 、コイル塞栓術 )、脳動脈瘤クリッピング術 、頭蓋外内血管吻合術 などの専門的治療を行っています。

特色

各科専門医が診療科の枠組みを越えて脳卒中急性期診療にチーム医療として対処しているのが特徴です。現在当センターには脳卒中専門医を中心に50名を越えるスタッフが登録しています。
脳CT、MRI、頸動脈超音波、経頭蓋超音波、経食道心エコー検査は随時可能で適応のある患者さんへの血栓溶解療法は24時間対応が可能です。脳血管造影、脳血流SPECT検査も随時可能であり適応症例には経動脈的血行再開療法を施行しています。開頭血腫除去術や脳動脈瘤コイル塞栓術など外科治療、脳血管内治療が必要な場合にも速やかな対応が可能な体制です。
また脳卒中患者さんは全身疾患を合併していることが多く、必要に応じて関連する診療科と協力しながら診療に当る体制にしています。

症例数等詳細はアニュアルレポートをご参照ください。

紹介時のお願い

脳卒中センターへの患者さんの紹介に際しては、外科、内科どちらの診療を最初に受けられたいか可能であれば記載してください。外科であれば脳神経外科、内科であれば神経内科・脳卒中科のそれぞれ脳卒中専門医が最初に診療を担当させていただきます。

外来部門

高度救命救急センター、脳神経外科外来、内科西外来

外来診療担当

病棟部門

高度救命救急センター、西13階病棟、東8階病棟(脳卒中集中治療室SCU)

施設名:脳卒中センター
TEL:06-6879-5111 (PHS7369)
FAX:06-6879-5699

外来受診のご案内

診療受付時間

初診 午前8時30分~午前11時00分
再診 午前8時30分~午前11時30分
予約再診 午前8時30分~午後3時00分

※阪大病院では初診の方は医師の紹介状が必要です。

外来診療日

月~金曜日

休診日

土・日曜日、祝日、
年末年始(12月29日~1月3日)

交通アクセス・駐車場