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呼吸器内科
診療内容
呼吸器疾患全般の診療を行っております。対象疾患は、①呼吸器系悪性腫瘍(肺癌、悪性胸膜中皮腫、胸腺腫、胸腺癌等)、②間質性肺炎(特発性、薬剤性、膠原病性等)、③閉塞性肺疾患 (喘息、COPD等)、④呼吸器感染症(急性、慢性)、⑤気道疾患(気管支拡張症、閉塞性細気管支炎等)、⑥びまん性希少肺疾患(サルコイドーシス、肺胞蛋白症、リンパ脈管筋腫症等)、⑦肺血管疾患(肺塞栓症、オスラー病、肺高血圧症等)と多岐にわたっています。国際機関の調査では、肺癌やCOPD、呼吸器感染症等は数十年後の社会においても深刻な健康問題であることが予想されています。一方、近年、肺癌に対する分子標的剤や免疫療法、間質性肺炎や希少肺疾患に対する新規薬剤開発など呼吸器内科診療は変貌しています。我々は、今後益々重要性が増す呼吸器疾患の診断・治療において、国内外のエビデンスを速やかに取り入れて、最新で最も効果の期待できる治療を実践すると同時に、安全に配慮した丁寧な診療を心がけたいと考えております。また、地域における大学病院の役割として、診断困難な患者さんや治療が難渋している患者さんをご紹介いただき、診断及び治療を承りたいと考えております。
特色
呼吸器センター(平成24年4月開設)において、呼吸器外科、放射線診断・IVR科、放射線治療科、看護師、理学療法士と共に、阪大病院呼吸器グループとして統一した治療方針を決定し、より迅速で、より質の高い、より安全で丁寧な治療を実践することを心がけております。また、呼吸器疾患には、未だ原因不明で治療法が確立されていない疾患も存在します。臨床研究や臨床試験にも積極的に取り組み、新しいエビデンス創出にも務めたいと考えております。近年では、間質性肺炎について、大阪府下の主要な呼吸器診療専門施設とネットワークを形成し、データベース構築に取り組んでいます。また、がんゲノム医療中核拠点病院として、悪性腫瘍症例のゲノム診療に積極的に取り組んでいます。
紹介時のお願い
当科では、ご紹介いただいた患者さんをより短い待ち時間で診察できるよう、毎日初診外来枠を(午前診)を設けております。予め、紹介元となる医療機関から、本院の患者包括サポートセンターに紹介内容伝達と日時の予約をお願いいたします。紹介状とともに、胸部画像所見で異常がある場合は、できるだけ過去の画像あるいはその所見を持参いただきますようお願い申し上げます。一方、診断がつき、治療が安定期に入りましたら、ご紹介元、あるいは、お近くの診療所に継続治療をお願いすることがございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
外来スケジュール
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外来受診のご案内
診療受付時間
初診 | 午前8時30分~午前11時00分 |
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再診 | 午前8時30分~午前11時30分 |
予約再診 | 午前8時30分~午後3時00分 |
※阪大病院では初診の方は医師の紹介状が必要です。
外来診療日
月~金曜日
休診日
土・日曜日、祝日、
年末年始(12月29日~1月3日)