パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、脊髄小脳変性症、認知症などの変性疾患、多発性硬化症(MS)や重症筋無力症などの自己免疫性神経疾患、ミトコンドリア脳筋症をはじめとする代謝性筋疾患や筋炎、ギランバレー・CIDPやシャルコーマリー病などの末梢神経疾患、てんかんや片頭痛、不随意運動などの患者さんを多数診療しています。
脳血管障害（脳卒中）の診療に際しては、慢性期や脳卒中のリスクファクターを抱えた未発症者の画像検査や超音波検査の非侵襲的検査を施行し、最適な初発・再発予防を行っています。脳卒中急性期においてはtPAによる血栓溶解療法、迅速な病型診断、急性期リハビリテーションに意欲的に取り組んでいます。平成22年度より脳卒中集中治療室を3床に増床し、より充実した脳卒中急性期診療、看護、リハビリテーションを行う予定です。
以上のように精神疾患を除くすべての神経疾患を対象としています。