泌尿器科

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診療内容

泌尿器科 診療科長 野々村 祝夫の写真
診療科長 野々村 祝夫

腎臓、尿管、膀胱や男子生殖器に関する疾患すべてに対応しております。疾患分野別では、悪性腫瘍、男子不妊症、排尿障害、腎移植をはじめ、男性更年期隧害などを取り扱っています。特に、悪性腫瘍に関する手術は年間400例近くにも及び、ロボット支援下手術や腹腔鏡による低侵襲手術を積極的に行っています。近年増加煩向を示す前立腺癌に関しては、手術療法のみならず、集学放射線治療部との連携により外照射や組織内照射、密封小線源、など多くの治療オプションを備えております。最近ではサイバーナイフを用いた定位放射線照射も行っています。排尿障害も高齢化社会を反映した疾患ですが、当施設では最新鋭の検査機器を備え、正確な診断のもとに適切な治療と生活指導を行っております。前立腺肥大症に対するHoLEP手術も積極的に行っています。小径の腎癌に対する腎部分切除術もロボットを用いて行っており、合併症などで手術が困難な場合には凍結療法も行っています。また、男性不妊症に対する補助生殖技術や、腎移植の生着率もわが国のトップレベルを誇っています。

特色

泌尿器科疾患の多くは高齢化社会を反映して増加しつつありますが、男性不妊症や精巣悪性腫瘍などは青壮年期の疾患であり、当科においては幅広い年齢層の患者さんを取り扱っております。最先端の技術を用いて最高水準の医療を提供するとともに、患者さんのQOL(生活の質)を重視した診療を心がけております。たとえば、前立腺癌の手術においては術後の尿失禁、勃起機能の温存率のいずれをとっても一般医療機関より優れた成績を有しております。さらに、前立腺癌に対する密封小線源療法は関西初の認定施設であり、すでに長期の実績を持つ高線量組織内照射とともに、前述の前立腺全摘除術に対する有力な治療オプションとなっています。また、進行悪性腫瘍に対する抗癌剤治療についても豊富な経験を生かして、より高度な治療を積極的に行っております。

内視鏡手術支援ロボット ダヴィンチ導入のお知らせ

大阪大学医学部附属病院では、2012年10月より内視鏡手術支援ロボット ダヴィンチを導入し、2012年11月より前立腺癌に対して、ロボット支援内視鏡下前立腺全摘除術を開始しております。
また、現在では前立腺のみでなく小径腎癌に対しては、ロボット支援内視鏡下腎部分切除術、膀胱全摘徐術もロボット支援内視鏡下手術も行っております。

紹介時のお願い

基本的にあらゆる泌尿生殖器疾患に対応可能です。患者包括サポートセンターを通じて連携を深めていけたらと考えております。

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診療受付時間

初診 午前8時30分~午前11時00分
再診 午前8時30分~午前11時30分
予約再診 午前8時30分~午後3時00分

※阪大病院では初診の方は医師の紹介状が必要です。

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土・日曜日、祝日、
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