血液・腫瘍内科

血液・腫瘍内科

診療内容

血液・腫瘍内科 診療科長 保仙 直毅
診療科長
保仙 直毅

白血病、悪性リンパ腫、骨髄異形性症候群など造血器悪性疾患をはじめとして、貧血の精査、止血異常症など血液疾患全般に対応しております。通常の化学療法・分子標的療法・放射免疫療法・造血幹細胞移植を中心に、患者さんの決定権を尊重しながら最適な治療を提供できるようにチーム医療を進めています。常に、最新のエビデンスを基本にした、個々の症例で最良の治療法を選択するよう心がけています。また、新しい臨床検査法を日常診療に組み込むとともに、最新の治療を提供すべく新規薬剤に関する臨床試験にも積極的に取り組んでいます。
現在、造血器悪性疾患を中心に年間約200例の入院があり、治療抵抗症例や予後不良群に対しては血縁間骨髄移植および骨髄移植財団からの非血縁造血幹細胞移植を行っています。出血性疾患では、特発性血小板減少性紫斑病の診断・治療に経験豊富であり、多くの施設から紹介を受けています。

特色

造血器悪性疾患に対して化学療法さらには幹細胞移植を中心に治癒を目指した積極的な治療を行っており、表面マーカー検査や遺伝子診断を行い、微少残存病変をReal time PCR法にてモニターしながら治療内容を決定するなど先進医療を導入しています。
年間約25例の同種骨髄(あるいは末梢血幹細胞)移植を施行しています。スタンダードリスク症例に対しての骨髄移植施行後の長期生存率は約70%と良好な治療成績を得ています。高年齢や合併症が存在する場合は、前処置による骨髄抑制を減弱した骨髄非破壊移植(ミニ移植)を導入しています。HLA非適合血縁ドナーからの移植や臍帯血移植も積極的に行っています。
治験段階ですが、各種新規治療薬の安全性と有効性の検討を積極的に行っています。フローサイメーターを用いた血小板無力症および発作性夜間血色素尿症の診断を行っています。

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再診 午前8時30分~午前11時30分
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※阪大病院では初診の方は医師の紹介状が必要です。

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