スタッフ

各部門

栄養マネジメント部は、栄養サポート部門（NST）、栄養代謝制御部門および栄養治療食管理部門の3部門と栄養管理室の4部門から構成され、いずれも医師および管理栄養士・看護師・薬剤師・臨床検査技師・調理師を含めた専門医療スタッフがメンバーとなっています。

栄養サポート部門(NST)

栄養管理に関する専門知識を有する医師、管理栄養士（専任）、薬剤師、臨床検査技師、看護師が、組織横断的な医療チームを形成し、栄養障害に陥っている患者さんに対し、栄養アセスメント、静脈経腸栄養管理、合併症対策等の指導を行うことで、治療成績の向上を図っています。特に、中心静脈栄養（TPN）を中心とした栄養管理を必要とする急性期症例、心、肝、肺移植症例や化学療法施行症例等において、先端的な栄養管理法の確立を目指しています。

NST構成メンバー

・医師：4名　・臨床検査技師：1名　・薬剤師：2名　・管理栄養士：3名　・看護師：1名

NST回診

毎週火・木曜日10:00～

栄養代謝制御部門

糖尿病や脂質異常症などの『過剰栄養』を対象とします。全診療科の患者さんのうち、これらの患者さんを抽出し、栄養管理、指導を効果的に実施することで、治療効果の向上、合併症の予防、ひいては生命予後およびQOLの改善を目指しています。

栄養治療食管理部門・栄養管理室

治療の一環として入院中の給食（治療食）を提供しており、その献立作成、調理などを行っています。衛生面に細心の注意を払い、100種類以上の献立を基本に、アレルギーなどにも対応しています。昼・夕食は4週間のサイクルメニューで、季節によって旬の食材を取り入れ、バラエティーに富んだ食事を提供できるよう心がけています。糖尿病食や腎臓病食などの特別治療食は、食事療法を知っていただくための大切な情報源であり、退院後の食事のお役に立てることを期待しています。一般治療食は、昼・夕食の主菜に選択メニューを取り入れ、入院中の食事を楽しんでいただけるよう工夫しています。

治療食

当院では、季節の食材を取り入れた行事食を月1回以上実施しています。

～阪大病院おすすめ御膳の紹介～

• 病院長おすすめ　夏の中華御膳
• 事務部長おすすめ　秋の洋風ディナー
• 看護部長おすすめ　初夏の和風御膳
• 栄養マネジメント部長おすすめ　スマイル御膳

～お正月メニューの紹介～

栄養指導

患者会

外来の患者さんを中心に、下記の患者会があります。管理栄養士も、医師や看護師など多職種と協力してお手伝いをしています。年間行事を通してコミュニケーションがとられています。

その他活動

2007年より病院14階にあるスカイレストランにて、ホテルシェフと管理栄養士のコラボレーションした『メタボリックシンドローム』の予防・改善のためにお勧めできる食事を『メタボレスメニュー』として提供しています。

• メタボレスメニューとは（休止中）

• 日本糖尿病療養指導士
• 日本病態栄養学会認定　病態栄養認定管理栄養士、がん病態栄養専門管理栄養士
• 日本栄養治療学会　栄養サポートチーム（NST）専門療法士
• 日本栄養治療学会　栄養治療専門療法士（がん専門療法士）
• 日本肥満学会認定　肥満症生活習慣改善指導士
• 日本臨床栄養協会認定　栄養相談専門士
• 大阪府肝炎医療コーディネーター