老年・高血圧内科

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診療内容

老年・高血圧内科 診療科長 山本 浩一
診療科長 山本 浩一

老年病全般ならびに高血圧を専門としています。ふらつき、もの忘れ、体重減少、不明熱といった臓器別の診療では対応できない疾患や、どの科を受診したら良いかわからない時、年をとって何となく体調不良を感じる時は老年・高血圧内科を受診して下さい。病気を治すだけではなく、生活の質をサポートしていきます。
「もの忘れ外来」では、もの忘れが気になる方、認知症が疑われる方を幅広く受け入れ、原因疾患の診断と治療方針の決定を行っています。早期診断・早期治療を重視しており、軽度認知障害(MCI)や軽度認知症の段階では、髄液バイオマーカー検査を含む精査入院によりアルツハイマー病の確定診断を行い、疾患修飾薬(抗アミロイドβ抗体薬)の適応を評価し、治療も行います。当科で開発したアイトラッキング式の認知機能検査プログラムも日常診療に取り入れています。
「難治性高血圧外来」では、降圧薬を3剤以上用いても血圧が下がらない難治性高血圧と、原発性アルドステロン症をはじめとする二次性高血圧(内分泌性・腎性高血圧)の鑑別診断・治療を行っています。薬物治療で十分な降圧が得られない場合には、腎デナベーション(経皮的腎動脈交感神経焼灼術)の適応評価を行い、循環器内科と連携して治療の選択肢として提示します。「高血圧・睡眠時無呼吸症候群専門外来」では、高血圧の原因となる睡眠時無呼吸の精査と短期入院でのCPAP導入を行います。起立性低血圧や神経調節性失神など、低血圧を伴う病態の診断・治療も専門としています。

特色

高齢者では加齢に伴うフレイル・サルコペニア・認知機能低下を基盤に疾患を発症するため、老年医学的な視点と総合診療的な原因検索を融合させた診療を行っています。Geriatric 5Ms(Mobility:身体機能、Mind:認知機能、Medications:薬剤、Multicomplexity:多疾患・複雑性、Matters Most:本人の価値観)の枠組みを用いて患者さんを包括的に評価し、疾患の治療にとどまらず、薬剤の見直しや生活機能の維持を含めた個々の患者さんに合わせた診療を実践しています。日本高血圧学会の高血圧治療ガイドラインの作成に関与し、特に「高齢者高血圧」については主導的役割を果たしています。家庭血圧や24時間血圧測定(ABPM)を活用し、フレイルや認知機能、多剤併用を考慮した降圧治療を提供します。原発性アルドステロン症など二次性高血圧の診断・治療と難治性高血圧の治療に多くの実績があり、全国規模のレジストリ研究にも参加しています。もの忘れ外来では髄液検査による生物学的診断を全例に行う体制を整え、疾患修飾薬の適応評価を含む早期診断・早期治療に対応しています。

紹介時のお願い

老年者一般、認知症を含む老年症候群、複数の疾患合併のために特定の臓器別外来で対応しがたい患者さんの診療を垣根なくお受けします。もの忘れ外来は、もの忘れが気になる段階からお気軽にご紹介ください。難治性高血圧、二次性高血圧疑い例の鑑別診断と治療方針決定だけでなく、一般の本態性高血圧患者について合併症評価をおこないガイドラインに沿った診療方針をご参考に提示します。高血圧を伴う睡眠時無呼吸症候群、低血圧・失神の精査も承ります。家庭血圧の記録と現在の処方内容をご添付ください。診断・治療方針の決定後は逆紹介いたします。

外来スケジュール

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外来受診のご案内

診療受付時間

初診 午前8時30分~午前11時00分
再診 午前8時30分~午前11時30分
予約再診 午前8時30分~午後3時00分

※阪大病院では初診の方は医師の紹介状が必要です。

外来診療日

月~金曜日

休診日

土・日曜日、祝日、
年末年始(12月29日~1月3日)

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